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チュ・ジフン「監督の人間性に惹かれたのがいちばん」
財閥一家の御曹司と、亡くなった彼の婚約者と瓜ふたつのヒロインとの純愛をスリリングな展開で描くサスペンスロマンス『仮面』(全20話)。
「台本に面白さを感じたことはもちろんですが、監督の人間性に惹かれたのがいちばんでした。ユーモアあふれる方で、初対面でも楽な気持ちになれたんです。いい作品になる予感がありました」
チュ・ジフンが演じる御曹司ミヌは、幼いころのトラウマが原因で水を恐れ、潔癖症で強迫観念も抱える、少々やっかいな男。
「監督が最初から一貫して求めていたのは“少年性”。ミヌは30歳の本部長ですが、成長期の純粋な少年のような姿を出してほしいと言われました」
会議中でも発言者のツバが気になったり、部屋の小さなシミから目が離せなくなったり、さまざまな症状に悩まされるミヌだが、視覚的演出や、ジフンのコミカルな演技のおかげで、愛らしいキャラクターに仕上がっている。
「もともと台本に描かれていたのもありますが、彼の少年性を出すためにも、あまり堅苦しい感じにしたくなくて。だから監督にも、ユーモアのあるシーンをもう少し増やしてほしいとお願いしたくらいです」
ほどなくミヌはスエ演じるヒロイン(偽の婚約者)に心惹かれていく。普段はクールで、丁寧な口ぶりのミヌが、本心を知られまいと言い訳を繰り返してみたり、うまくもない歌を披露したりする姿が可愛らしく、また、心の傷を抱える姿は母性本能を刺激する。
「僕のほうが年下で、後輩ですが、スエさんのほうが合わせてくれて。台本に描かれてない部分まで息を合わせることができました。セリフはなくとも互いの感情がカメラに収まる、ふたりのそんな良い雰囲気が視聴者に伝わったのだと思います。とても感謝しています」
『宮~Love in Palace』のシン王子の進化形ともいえるミヌは、最強の大人ツンデレ。そのキザでロマンチックなセリフや行動をたっぷりご堪能あれ。
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